アナージアのエスコンディード・バイオエナジー施設は、カリフォルニア州エスコンディードおよびランチョ・ベルナルド地域にサービスを提供するハレ・アベニュー資源回収施設(Hale Avenue Resource Recovery Facility)に対し、電力と熱の両方を供給しています。この施設は1日1,500万ガロン(約5.7万m³/日)処理能力の下水二次処理施設であり、同地域のエネルギー需要を補っています。
アナージアの設備導入以前、この下水処理場では生成したバイオガスを燃焼処理していました。しかし現在では、アナージアが運営するバイオガス精製および発電設備により、同処理場のエネルギー需要の最大100%と平均的な熱需要をすべて自家供給できるようになっています。これにより、年間約50万ドルの電力および化石燃料コスト削減が可能になりました。また、温室効果ガスを含む排出量も削減され、自動車約700台分の削減効果に相当します。
このプロジェクトは、アナージアが設計・建設・所有・運営(Build-Own-Operate, BOO)する形式で実施されています。ここでは、バイオガス精製技術、排ガス制御装置、1,200kWのコージェネ(CHP)システムを組み合わせ、性能保証を提供しています。下水処理場は、20年間の電力購入契約(PPA)を通じてこの施設から電力を購入しており、安定的かつ低コストな電力供給を実現しています。
主要技術
ガスコンディショニングシステム
発電